1998フランスワールドカップ イタリア対チリ ヴィエリのゴールの模型をつくった。
これはDFからのロングボールをロベルトバッジョがダイレクトでビエリへスルーパスをだすというプレーである。
パスをスラブ、人の動きを階段、相手を壁とした。
背後からのロングボールをダイレクトでスルーパスを出すバッジョのプレーは、同一方向の階段とスラブの交わりによって表現される。
しかし、現在パススラブを幅1m、階段も一定の幅で設定しているので上手く動線がとけていない。
それらの幅をいかに設定するか。
ロングパスは本来ならばボールの幅、つまり約25cmくらいの幅のスラブであるはずである。
しかしそれでは人が歩くことができないので1mの幅に設定している。その幅に明確な設定はない。壁がなければ幅30cmくらいでもわたれるかもしれない。そっちのほうが素直である。
ロングパスの幅が狭くなれば、1m以上の幅をもつ選手のプレー可能範囲との差がうまれ、トラップを処理できるかもしれない。
そしてもう一方で壁の設定を変える。
壁の厚みは現在なんとなく、プレッシャーが増しているから厚く、高くとしたが、もっと丁寧にみると、DFの守備範囲と対応させるべきではないかという結論に至った。
つまりオフェンスとどのような状態で対峙しているかによって壁の厚みを変えようと考えた。そして壁の高さはオフェンスに近づくに従って2次関数的に高くなるように設定する。
とりあえずギグスをつくってみる。マウスが壊れたのが痛い。
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