2011年11月23日水曜日

都市とサッカーの置き換え

都市の中にサッカーフィールドを挿入したとき、その置き換えが重要である。
ボールは人。プレイヤーは建築家。パスは?フィールドは?ゴールは?相手は?既存の建築は?

問題山積み。

またファンタジスタ(建築家)の造形力もまだ不確かだ。できあがったものの迫力がなくてはいけない。

フィールドの設け方の任意性をあまりに強くするとゴールをいう方向性をあたえているのでよくないかも。ゴールは何か。既存の建築は何か。まずはそこからな気もする。

ゴールは単なる目的地として設定すると人それぞれで多くなってしまうし、必ずしも対峙しない。今自分がこだわっていることを再確認するとゴールという方向性とオフサイドだ。これがないとコンパクトな距離感、スルーパスなどのスーパープレイは生まれない。オフサイドやコンパクトな距離感というのは、サッカーの通常のフィールドの大きさを前提としているので、もし、フィールドを本来の大きさより小さく設定するとしたら上手くいかない。

そのフィールドを決めればオフサイドやゴールが重要かわかってくるのではないか。てかそうであってほしい。フィールドを決めるには既存の建築や道路をどのように生かすかにかかっている。
また根本的に魅力的な造形にするためにはどうしたらよいかも重要だ。いくら理屈をこねくり回しても仕方がない。

まず既存の建物をどのように扱うか。敵チームなのか。前の建築家が作り上げた産物なのか。
これから僕は名プレーを建築家しようとしているのならばそれもプレーなのか。てことは、仮想世界では既存の建物はどのような扱いになるのだろうか。そのプレーと建築の置き換え表みたいなものを考えるのはありだな。今の作業もリサーチが少ないし。


整理。

仮想世界。現実世界とのリンクをどのようにするか。
ボールは人、プレイヤーは建築家、ジャッジマンは法規?、プレーは建築。

なんとなくプレーが建築でよさそうだ。そのプレーの集積は現実世界において果たして良い影響を与えるものになるのだろうか。ふむ。難しい。

プレーが建築になっていく。どんどん増えていくのだろうか。置き換え方にもよるのかな。
では既存の建築がどのようなプレーであったかもやはり置き換えが必要であり、それが基準になってくるのか。

根本的に仮想世界に既存の建物のボリュームがないとすると、現実世界への直接的な変換にはならないので、サッカーを用いる意味について、新しい空間が導きだされるという言い方はもうできず、新しくかんがえなくてはいけない。

プレーは相対的な評価が大事。建築もそうだ。てことは。建築化されるプレーは連続であった方がよいということになる。そうするとやはり1つの試合を再現するのが良さそうだ。

サッカーが建築化される意味は相対的な関係の連続性にある。
敵のプレーのとの相対的な関係、1つ前の自分のプレーとの関係、ボールとの関係。そのような多角的な外部に対して回答をだすサッカー選手は建築家でもある。

いい感じだ。

そしたらゴールは現実世界でどのように扱われるのかな。
フィールドは敷地だよな。仮想世界でゴールは方向性を与えるけど、現実世界におとし込まれるのはプレーだからそこに、ゴールをどこに設定したかは関係がないのかな。どうなんだろ。

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