2011年11月22日火曜日

つづき

だんだんルールをどのように都市において置き換えるかが面白くなってきた。特にゴールや敵、味方の関係、オフサイドだ。ないなら挿入すればいい。

その設定の仕方によってファンタジスタの都市への関わり方が変化してくる。
ゴールとオフサイドがあるからあんなに面白くなるんだ。

さて都市や建築における「ゴール」とは何か。普通は目標やランドマーク、その場所を目指すということだ。都市や建築において人々の行き先など様々だから、設定することにまず疑問が浮かぶ。どのように論理を組み立てようか。
多くのゴールがあったらどうだろうか。どこに攻めるのか分からなくなるかな。みんな決まったゴールを目指せばよいのかな。そのレイヤーが重なっているとか。
そもそもゴールというより通過地点だとしたら、外部環境からゴールの位置は変わるか。

一度前の投稿を振り返る
ゴール、オフサイドなどのルールをどのように都市に置き換えるか、その他に必要な要素とは何か。サッカーフィールドの置き方は区画に沿ったものだけで良いのか。

印刷できなかったが、道路をまたいだ場合、道路をどのように扱うのかも重要だ。
また前回までの「閃き」をどのように取り入れるかも考えていこう。」

フィールドの設け方はどうしようか。あまり大きすぎるのはサッカーのスケールから外れるからな。まだファンタジスタの具体的な提案には踏み込めていないけど、おそらく身体スケールは外してはいけない気がする。
(今思いついた。ジャッジマン、ファンタジスタなど登場人物を示すのは面白いのではないか)
一律で同じ大きさなのか。範囲を設けるのか。どのような形でもよいのか。

いったん戻る。仮にゴールやフィールドを設定できたとして次に何をするか。
つまりファンタジスタの出番なんだが相手をどう設定するかもあるな。

その前にファンタジスタはなんなんだ。ゴールの施設の利用者か?そうするとそこまでの道筋の設計なのか。なんか違う気がするな。利用者はボールくらいがいいんじゃないか。
じゃあファンタジスタの立ち位置はなんだろう。

こら辺の設定がゴールやフィールドをどのように設定するかに関係してきそうだ。
ゴールは利用者の目的でよい気がする。そこに入ってくのがボールであり利用者だ。
本来このファンタジスタの立ち位置は現実では存在しないものなのか。

ファンタジスタの「閃き」に戻ってみよう。
サッカーの面白さの塊ともいえるファンタジスタのプレーは類い稀な「閃き」によって成り立つ。
そしてその閃きは次のように分けられる。
・ヴォイドの設計(空間認識力)
「え、そこを通すの!」といった感覚である。
・場所の斬新性
「え、そこにいるの!」といった感覚。スペースをつくる、スペースをみつけるといった行為。
・吸収
「え、なんで止められるの!」といった感覚。動的なものを動的なもので勢いを殺す。クッショントラップ。
・バランス
「え、なんで倒れないの!」といった感覚。多角的な外部に対してすべてを受け入れながら倒れない力。動的なバランス。
・相対力
「え、ついていけるの!」といった感覚。相手の小さな動きも見逃さない相手の動きに対応した動き。
・リズム
「え、そのタイミング!」といった感覚。単調なリズムに変化を与え、相手のリズムとずらすこと。
ふむ。オフサイドのルールもどんな風にいれたらよいのだろうか。
ゴールが対峙していないとオフサイドやスルーパスがだしづらいかも。つまりゴールは直線上に配置しなくてはいけないのか?うーん。




人が集まる→ファンタジスタ現れる→「閃き」を空間化→人の分布図や流れが変わる。


人はさっきボールと定めたからプレーヤーは人ではないはず。プレーヤー(ファンタジスタも含まれる)は現実世界にはいないものたちだ。審判もしかり。


つまり現実世界にはプレーヤーやジャッジマンがいないからつまらない。
でもボールは1つしかないはず。いいのかな。


とりあえずこの仮想のプレーヤーとジャッジマンがいてってかんじだ。
そしたら名プレーの鍵であるオフサイドや敵はどのように設定しようか。
オフサイドと


  1. 相手陣内にいる。
  2. ボールより前にいる。
  3. 相手の2番目に後ろの選手よりゴールラインに近い位置にいる。
の条件をすべてみたしたときとられる反則。

やはり相手の設定が重要だ。都市の創造者であるプレーヤーは法規であるジャッジマンのもとプレーする。相手プレーヤーも都市の創造者であるが異なるゴールを目指す。
空想の人たちが増えてきたな。もうちょっと意味付けが必要だ。
そうだ。ゴールを守らなくてはいけない。?
ゴールに挟まれることでその間が密になる(既存の都市に対して)。
ボールを奪い合う(人を奪い合う)
ボールがあちこち行き交う(人々が行き交う)
オフサイドのルールによりコンパクトにまとまらなくてはいけなくなったプレーヤーたちは裏のスペースを狙い、状況を打開することを画策する。裏のスペースへのキラーパスは今までプレーヤーやボールが集まっていた場所とは異なる場所の斬新性を持つ場所にボールとプレーヤーを移動させる。(新しい人の流れ、動線)
プレーヤーも現実の世界で何か名前を持っていた方が良い気がする。
サッカーでやる意味もしっかりまとめておいた方が良さそうだ。

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