2011年11月21日月曜日

1120

菅原さんにエスキスしてもらった。

サッカーのあるプレーの1秒を1年に置き換えたり、90分のゲームを置き換えたりしたらいいんじゃないか。昔の地図などをみてどのように変化しているか。ルールやゲームの展開も考えた方が良いのではないか。ゲーム性。

できあがるものが面白いことを証明していなくてはいけない。
イームズ。身体の動きをなぞるだけではダメだ。

とりあえず明日ホワイトボードと磁石を買ってこよう。


確かにオフサイドや90分という時間などサッカーはルールによって面白くなっている。ボールと人だけであのような美しいプレーをつくり出せることを生かさないのはおかしい。
ゲームの流れともいうべきか。そうすると菅原さんのいうように都市が変わっていくことに置き換えるのもありだな。即物的にサッカーを建築にしようと思っても無理だ。
プレゼンも後半○○分なんちゃらとかのほうが面白いだろう。

サッカーの面白さの塊ともいえるファンタジスタのプレーは類い稀な「閃き」によって成り立つ。
そしてその閃きは次のように分けられる。
・ヴォイドの設計(空間認識力)
「え、そこを通すの!」といった感覚である。
・場所の斬新性
「え、そこにいるの!」といった感覚。スペースをつくる、スペースをみつけるといった行為。
・吸収
「え、なんで止められるの!」といった感覚。動的なものを動的なもので勢いを殺す。クッショントラップ。
・バランス
「え、なんで倒れないの!」といった感覚。多角的な外部に対してすべてを受け入れながら倒れない力。動的なバランス。
・相対力
「え、ついていけるの!」といった感覚。相手の小さな動きも見逃さない相手の動きに対応した動き。
・リズム
「え、そのタイミング!」といった感覚。単調なリズムに変化を与え、相手のリズムとずらすこと。

これらの「閃き」はサッカーのルールやゲーム展開なくしてはあり得ないものである。

サッカーのゲーム展開と空間の使われ方には密接な関係があり、都市や建築に置き換えるとしたら、このサッカーのゲーム性をどのように都市や建築に取り込むかが重要になってくる。

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