2011年10月6日木曜日

長谷工コンペ

「再び『集まって住むこと』の豊かさ」

以下、テーマ座談会の気になる言葉の抜粋

「応募案を見ることで『あのコンペ』と思い浮かぶくらい印象的な応募案をみたい」
→象徴性。モニュメント性。斬新さ。風景となる。

「コミュニティと省エネへの意識の高まりが顕著に見られました」
→コミュニティは震災時、近所という物理的に直接コミュニケーションできる人々とのコミュニティが重要になる。省エネはエネルギーには限りがあることが再認識されたことをあらわす。

「生活者の意識の変化を捉えた、これからの集合住宅のあり方をテーマに盛り込めればと考えています」
→「生活者の意識の変化」は最も重要なキーワードの1つ

「コミュニティとはソフトとしてのネットワークであり最も身近なセキュリティ」


「20世紀型の集合住宅では資産価値が重視され、それを保証することがセキュリティだと捉えられていましたが、災害時は機能しませんでした」
→非経済主義。「価値」の問い直し

「近くに住むおばあちゃんや、なにかあったときに助けてくれるおじさんがいることがセキュリティ」
→ソフトなネットワークとしてのせきゅり

「サステナブル」
「サステナブルというのはエネルギーの問題ではなく、それまでにあった社会的な仕組みとセットで考えるべきもの」
→持続可能性。社会的な仕組みとセット、つまり既存の仕組みに付加する形で持続可能性を
実現する。


「重要なのは運用の場面で、人間がエネルギー問題を補う仕組みをつくること」


「コミュニティをもう一度構築するというもの」


「人のネットワークを構築することで補えれば、本当の意味での持続可能性がでてくるのではないか」
→重要

「集まって何かを共有している状態に新たな価値を見いだせる時期」
→重要

「ただ集まるのではなく、集まって共有しているものは何かを考える」


「震災以降、豊かさの価値観が変わり、新しい価値観を獲得できるのではないか」
→最重要

「まちづくりがいかに重要か」
→「まちづくりもキーワード」

「まちづくりのことを、さまざまなプレーヤーの行動と時間帯のことが気になる」
「設計やデザインが何かできるというメッセージを伝えたい」
「デザインをする、建築を計画する、つまり線を引く行為には可能性が残されている」
「非常用飲料水供給システムや非常用マンホールトイレを備え、それを居住者以外の地域住民の役に立つなど、震災を機に新たな豊かさを見出せるのではないか」
「本当の豊かさを再考すること」
「何か私たちが参考にできるアイデアがたくさん出てくるのではないかと思っており期待が大きい」
「『豊かさ』を今の学生がどう翻訳するのかに興味があります」
「その紋切り型の答えを乗り越えた豊かさが提案されるのではないかという期待があります」
「今だからこそ新鮮に受けとってもらえるのではないでしょうか」
「再び『集まって住むこと』の豊かさ」

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