壁のつくりかたが迂闊だったかもしれない。完全なトレースはサッカーにしかならないし、それを二次的にみることが建築になるしかない。
建築をつくるとは少しのエゴをもつことであるのではないか。
サッカーの壁はたしかにリスキーさを持ち、それを実際のサッカー感覚に忠実につくろうとしたことは評価できる。インフォグラフィクスとして。
そのリスキーさの変換がずっと引っかかっていたのだが客観的にしようとしたが客観的にすればするほどサッカー以外のなにものでもなくなってしまう。
つまり何がいいたいかというと、一様な壁で表現するのでなく、壁のなかでの強弱をつけるべきではないかということだ。ノード、パスといった話だ。
完全なトレース作業に入る前に考えていたことが重要なのではないか。
ルール、サッカーの都市への置き換え、都市のイメージ、意外性の種類とか。
ボールタッチをノードとするとか。パスとか。
新しい設計で都市への置き換えがつかえないかなあ。
ノードやパス、ランドマークなど相手の壁の状態とともにボールの視点から形をつくりだす。
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